何かと和が流行る昨今、たまには江戸情緒の残る下町の文化に触れてみようというテーマで、落語を聞きながらドジョウを食べようという会が去る9月10日に開かれた。場所は石津謙介先生がお気に入りの東京は浅草合羽橋「どぜうの飯田屋」。演しものは昔VAN99ホールの定期行事となっていた356寄席で常連となっていた三笑亭笑三師匠が駆けつけてくれて、円熟の落語を聞かせてくれた。
浅草合羽橋の「どぜうの飯田屋」別館の座敷を借り切って俄か造りの高座がしつらえられた。
三笑亭笑三師匠

第2次世界大戦から復員後、落語家を志し三笑亭可楽の門を叩き、やがて70年代後半にVAN99ホールの寄席で大活躍。得意ネタは「呼び出し電話」「さんま芝居」「てれすこ」「家族旅行」「息子の結婚」「ぞろぞろ」他。

特技として8ミリ、16ミリ映画制作はプロ級の腕前。

著書として「三笑亭笑三のRAKUGO人生」「話上手になる秘訣」

芸術祭奨励賞受賞

笑三師匠は漫画やイラストレーションでも玄人はだしで、長年に渡って浅草演芸ホールのプログラムの表紙絵を毎月描いている。
名古屋から駆けつけた中村夫妻はBDCの会への出席率100%。伊藤紫郎先生もご機嫌で盃を傾けておられた。
ボタンダウンクラブの会員でもある三笑亭笑三師匠は久し振りのお座敷落語とあって、そのリラックスした話し振りで参加者一同を大いに楽しませてくれた。
いつもステキなお嬢さんを連れて来られる大澤さんは今回もお二人で参加。いえ、本当のお嬢さんです。誤解なきよう。 いつも素敵な美女を伴って参加される村田さんは今回も美女同伴で会場は華やかに。いえ本当の娘さんではありません。お友達だそうで、女優の湖映佳奈子さん(右)と友人です。